
2003年12月23日
米国農務省のアン・ベネマン長官は、23日、ワシントン州でホルスタインの生牛1頭がBSE検査で仮陽性反応を示したという農務省の検査結果を発表した。
同長官は、「発見にもかかわらず、米国の牛肉供給の安全性には自信を持っている。」また「BSEによる人間の健康への危険性はきわめて低い。」と述べた。
当該牛はと畜場で歩行困難だった為 米国農務省のBSEサーベイランスシステムの一環として12月9日にサンプルを取られた。サンプルは農務省のアイオワ州エイムスにある国立動物検疫研究所に送られた。その結果 組織学検査(顕微鏡による脳組織の肉眼検査)からも 免疫組織化学検査(BSE検査として権威ある、染色法によるプリオン検出検査)からも 陽性と出た。検査の結果は12月22日に返送され23日に再検査された。
米国農務省は当該州、公衆衛生当局、及び業界と協力して当該病の原因を突き止める為総合的な疫学調査を始めた。米国農務省は食品医薬局と共にBSEの蔓延の主な経路として考えられる飼料の調査をしている。
サンプルは英国にある国際的に権威のある研究所に最終確認の為に送られており これらの調査はその結果を待たずに始められた。米国農務省は連邦及び州当局また業界の意見を相当に取り入れて策定されたBSE対策計画に従って活動している。
BSEは牛の進行性神経系の病気で必ず死に至る。この病気は伝染性海面脳症の一種である。この病気の種類の中には人に感染する変形ヤコブ病があり BSEに感染した牛の脳や脊髄等、神経組織を摂取する事によって感染されると考えられている。米国農務省は当該牛がワシントン州の農場から来たものであるとし、農務省の(BSE)対策計画の一環として その農場を隔離検疫している。当該牛がと畜された後、肉は加工の為に送られ農務省の食品安全検査局が当該牛由来の製品の処分について検討している。
さらに詳しい情報についてはwww.usda.govをご参照ください。


駐日米国大使